水産加工業は、国民に対し水産物を安定的に供給する上で、漁業とともに車の両輪として非常に重大な役割を担っているところですが、今般のウクライナ情勢の影響により、加工原材料の確保が困難となっています。
特に、我が国水産加工業者は、その多くが中小事業者で占められており、今般の影響が継続されれば極めて厳しい経営状況に陥ることから、水産加工業者が行う原材料調達先の多様化等の取組のために要する経費を緊急的に支援することにより、水産物の安定供給を確保することとされています。
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ウクライナ情勢により、安定供給に支障が生じている水産物を原材料としている水産加工業者(大企業、みなし大企業を除く)が、水産加工品の供給を継続するために行う、原材料の調達方法の変更、新商品開発、販売促進・広報宣伝及び加工機器導入に取り組む場合に要する経費について、助成します。
(1) 原材料の調達方法の変更(調達水産物、調達先、調達経路)等に関する取組に要する経費 ・運送経費(トラックへの積下等の運送に当たって附帯する経費を含む) ・運送のための製氷購入費 |
(2) 新商品開発に関する取組に要する経費 ・原材料費 ・梱包用資材費 ・新商品開発用資材費 ・製品パッケージ作成費 ・専門家派遣費(専門家による新商品開発指導) |
(3) 広告宣伝・販売促進に関する取組に要する経費 ・商談旅費 ・サンプル製品用原材料費 ・サンプル製品送料、広告宣伝費 |
(4) 加工機器導入に関する取組に要する経費 ・水産物加工機器の導入経費 ・当該機器の設置費用(既存の加工機器では新たな取組が実施できない場合に限ります) |
※ 計画認定された場合、4月1日以降に発注、実施している取組に係る経費(助成対象経費)について、支援を受けることができます。
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